当FXブログもお陰様で、けっこう日々お問合せやら質問メールをいただきます。

そんな中でよくいただく質問に、以下のようなものがあります。

「ドル円、また下がりますかね?105円で売りポジ持ったままなんですが…」
「ポンド円、買ったとたんに下がっちゃって、150PIPS含み損で塩漬けなんですが、また上がりますかねぇ?」
「ユーロドルがずっと上昇トレンドじゃないですか?今下がってるけどまた上がりますよね?買いポジ持ってます。含み損ですが」

こんな感じで…
含み損の塩漬けポジションをどうしていいか、
誰かの意見を聞いて気持ちを冷静にして今後を決めたいのって、僕も凄くわかります。

FX塩漬けポジション

含み損でのポジション塩漬け中は、なんとも言えない気持ちの苦しい時間が続きますし…

僕はFXを始めた当初、無茶なトレードのやり方で突っ走ってました。
大勝ちするか、大負け(強制ロスカットでの証拠金9割カット)するか。
参照:ヤンキートレードとは?【FXトレード用語】

当時は国内FX業者でも最大レバレッジが200倍までいけたので、
こういった強制ロスカットになるまで損切りしないで塩漬けするという
無茶なトレード手法でもある程度資金が耐えられてプラスを出せる可能性が合った状況でしたが。

1週間くらい含み損の塩漬けポジションを見続けて、
1週間辛い思いをし続けて、ようやく強制ロスカットを喰らい、

「あ… あ~あ…」
こんな感じのつぶやきと共に頭も心も灰になります。

でも、
含み損を塩漬けし続けていた苦しみからは解放されて、不思議な解放感もあるんです。

fxロスカット

ただただ切ないです。よいことなんて、なにもありません。
運がよければ相場が戻ってトントンになりましたが、運が悪ければほぼ全損です。

これは断言できるんですが、いいもんじゃないです。
寿命を縮めるやり方だと、当時から思っていました。

勝負って、どこかで必ず負けるんですね。
その1度の負けでほぼ全損していては、資金も心も崩壊してしまうってもんですよ。

なぜ含み損の塩漬けポジションができるのか?

そもそも、なぜ含み損の塩漬けポジションができるんでしょうか?

FXを始めた2009年頃の僕は、
正直FXってそんなもんだと思って塩漬けトレードをやっていました。

明確なトレードロジック(ルール)を持たず、
相場観のみで上がるか下がるかでトレードしていたので、
損切りすべきポイントがよくわかってなかったのです。

参照:FXトレードの損切りルールとは?しないできないといつか地獄に

fx損切り

相場分析してトレードロジック(ルール)通りにトレードする意味をわかるまで、
明確な損切りポイントの定義も正直わかってなかったと思います…

トレードロジック(ルール)通りにトレードせずに、
損切りしないから塩漬けポジションができるんです。

(当たり前なんですが、けっこう重要)

また、FXを始めてから2年くらいは、ダウ理論もよく理解できておらず、
(言葉や知識としては知ってるつもりでしたが、ふに落ちておらず)
チャートパターンとかも知識としては知ってましたが、
実際に実践しているトレードロジックも明確になく、
相場観のみでなんとなく上にいくか下に下がるかでトレードしていました。

FXって、そんなもんだと思ってたんですね。

明確なトレードロジック(ルール)無しでトレードしてたんで、
損切りすべきラインを超えても「損したくないメンタル」が働いて損切れない…

ずるずるとダメだとわかっていても、
損切れずにポジション塩漬けしてしまうことは多々ありましたよ…

そういう時って、相場が戻って生き延びることもあれば、
結局資金量を超えて強制ロスカットになって証拠金の大部分を失うか、
どこかで諦めて苦しみながらも大損失の損切をするか、という感じに。

運よく相場が戻って生き延びる体験をしちゃうと、
また次回も運よく生き延びれるんじゃないか、って祈っちゃうんですよね。

結局それの繰り返しで、どっかで大損失を出して心も崩壊しちゃうんですが。

計画的な塩漬けはアリな場合も

ポジション塩漬けするのは、計画的にやるのはアリな場合もあると思います。

例えば以下のようなケース。
  • スワップ金利狙いで長期保有するポジション
  • 日々入ってくるスワップ金利を目的とするポジション保有手法は、根強く実践されていたりもします。

  • ドルコスト平均法での分散エントリー
  • きちんと資金管理ができてる上での、ドルコスト平均法で分散エントリーする場合は、
    含み損が出ているポジション持ってても、ある程度の長期保有が前提となります。

  • 材料待ちでの勝負トレード
  • 間もなく何らかの強い経済指標発表や、ファンダメンタル的・地政学的な強い要素が予想される場合に、
    予めどちらかに勝負をかけてポジションを持つ場合もあると思います。
    テクニカルが凝縮されて一気に相場が動く前提なので、資金管理を慎重にする前提ですが。

  • 長期的な視野でのトレード(スイングトレード)の場合
  • 日足や週足等での長期的なスイングトレードの場合は、含み損を抱える時間も長いと思います。

資金管理できてて、きちんとトレード計画がある場合は
塩漬け的なポジションもアリな場合もあるということですね。

塩漬けポジションを持たない方法

メンタルもきつく、相場が戻ってこないと大損する塩漬けポジションは持たないに越したことはありません。
でも、わかっちゃいるけどなんとやら…

多くのトレーダーはダメだと思いつつも、ポジションを塩漬けしてしまうもんだと思います。

fx塩漬けポジション持たない方法

物理的に可能な塩漬けポジションを持たないやり方もあります。

  • トレードロジック(ルール)通りトレードする
  • 明確に損切りポイントを決めて、ルール通り損切りをしていく。

  • デイトレード(短期)に徹する
  • その日が終わるタイミングで、ポジションをすべて手仕舞う。
    なるべく短い時間でのトレードに徹する。(スキャルピングやデイトレード)

  • 強い心を持つ(おすすめしない)
  • 自分は損切りを必ずするんだ!という強い心を持つ。訓練する。鍛える。
    ただこれは、心理学的にも難しくおすすめしないです。
    やはりルールに従って淡々とやっていくのがわかりやすいです。

FXで成績を安定させていくには、
精神的にも資金管理的にも実践可能なシンプルなことを淡々と繰り返していくのが現実的です。

トレードロジック(ルール)通りにやっていくことを、個人的にはおすすめします。

明確な損切りポイントがトレードする前にわかっていれば、
OCO注文等で自動で損切り設定もでき、塩漬けポジションをつくらずに済みますし。

既に過去検証済みで成績の目途がある程度見込めるロジック(ルール)通りにトレードすることで、成績も安定するわけです。

時には開き直ることも

もし、なんらかのタイミングで含み損の塩漬けポジションを持ってしまった場合、
もう「勝負して負けた」と開き直ってしまうことも必要かとは思います。

FXは、為替相場でお金を奪い合う戦争だと思います。

できるだけトレードロジック(ルール)の実践でリスク低くやるとしても、
為替相場での勝負ではありますし、負けトレードも付き物です。

勝負しないと大勝はないし、時には勝負するタイミングもあるかとは思います。
(例えば、億り人が続出した2017年の仮想通貨相場とかも勝負年だったと思います。)

そんな中で結果的に含み損の塩漬けポジションを持ってしまった場合は、
どこかのタイミングで潔く損切りしていくしかないと思います。

負けを受け入れて出直し、
淡々とトレードを繰り返して利益を積み重ねていくのです。

含み損のポジション塩漬けは、精神衛生上よくない

といったわけで、含み損を抱える損切りしにくい塩漬けポジションはいいことないです。

とにかく疲れますし、精神衛生上よくないです。

そういう感じでポジション塩漬けしまくるトレードをしていると、
例え結果的にプラスになっていたとしても、
精神的に疲れるトレードの日々ですし、
良い人生、良い時間をおくれているのか、微妙なラインと思います。

充実した人生をおくるためのツールとしてのFX。

できるだけ負担少なくやっていく方が、僕としてはおすすめです。

複利で資金を増やしていき、
ロット数を大きくすれば、短期トレードでも充分大きな利益を狙えるようになりますので。

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