FXでトレードする通貨ペアは、多数あります。
近年では外国為替通貨ペアだけでなく、
金(GOLD)とか原油とか先物とかもトレードできるようになってきていますし。
また、FX業者も取り扱い通貨ペアや商品をガンガン増やしてきています。
スプレッドも狭くなっていってる傾向です。
(2009年頃はスプレッド広くてドル円・ユーロ円くらいしかトレードしにくかったです)
通貨ペアの特徴と、デイトレードの際の適したやり方を解説していきます。
今回の記事内容は、あくまで私見に基づく内容なのであしからず。
FXで使用する主要の通貨ペアに関して解説していきます。
(基本的に僕がトレードする通貨ペアを記載します。)
ドル円・クロス円の特徴
ドル円及びクロス円(ユーロ円、ポンド円、オージー円、など)の通貨ペアの特徴を記載します。
- ドル円
- ユーロ円
- ポンド円
- オージー円
PIPS幅も安定して動きも素直。
ユーロドルと逆相関になりやすい。
取引量も多い。
ユーロドルとドル円の動きに相関うけやすい。
取引量も多い。
比較的乱高下しやすい通貨ペア。ボラティリティも大きめ。
(ポンド系の通貨ペア全般にいえる)
ポンドドルとドル円の相関うけやすい。
動きが比較的素直でトレンドが発生したら押し戻りを付けにくい傾向。
オージードルと相関うけて同方向に動きやすい。
ドル円はかつてはボラティリティが小さめで、1日に動くPIPS幅も狭かったのですが、
2020年現在はけっこうボラティリティが大きくなってトレードしやすくなっている通貨ペアです。
ドル円及びクロス円はスプレッドも狭めなので、トレードしやすいですね。
ドルストレートの特徴
- ユーロドル
- ポンドドル
- オージードル
取引量多い通貨ペア。
ボラティリティもあり、デイトレにもスイングにもよく使う。
ユーロドルとポンド円の相関を受ける。
ポンドなので乱高下しやすい。
トレンドがでたら、一気に動きやすい。
ダマシが入りやすいので、ヒゲでストップを刈られてから狙う方向に動くことしばしば。
トレードするのであれば、早めに利確していくのがいいかもしれない。
オージー円と近い動きになりやすい。
オージー相関をうけやすい通貨ペア。
トレンドが発生したら、比較的素直に動きやすい傾向を感じる。
オージークロスの特徴
- ユーロオージー
- ポンドオージー
オージー円、オージードルと逆相関になりやすい。
(オージーが中心にトレードされている場合。)
ユーロオージーと同様に、オージー円、オージードルと逆相関になりやすい。
オージー系通貨ペアは、トレンドが発生したら素直に伸びやすい傾向を感じています。
素直にテクニカル通り、ス~っとトレンドが伸びていきやすい印象です。
オージー相関(オージーテクニカル)が出現すると、短期的にはトレンド継続しやすい傾向です。
(オージー円、オージードルが上昇したら、ポンドオージー、ユーロオージーが下がる逆相関)
ユーロポンドの特徴
ユーロポンドは、ユーロとポンドの強さ(上昇が強いか下落が強いか)を見るのに使えます。
ユーロポンドが上昇していれば、
ユーロ系通貨ペア(ユーロ円・ユーロドル)は上昇しやすく、ポンド系(ポンド円・ポンドドル)は下落しやすく
ユーロポンドが下落していれば、
ユーロ系通貨ペア(ユーロ円・ユーロドル)は下落しやすく、ポンド系(ポンド円・ポンドドル)は上昇しやすくなります。
トレードする際の通貨ペア選択の分析でも使えたりもします。
スイスフランに関して
2020年現在、僕はあんまりトレードしてないです。
たまに見てる程度です。
比較的ユーロドルと相関が効きやすい通貨とされてます。
カナダドルに関して
2020年現在、僕はあんまりトレードしてないです。
たまに見てる程度です。
アメリカと深い関係にある国なこともあり、米ドルに影響を受けやすいです。
また、カナダは世界有数の石油輸出国なので、原油価格も影響を受けます。
また、金の産出国でもあり、カナダドルは金の価格にも大いに影響を受けます。
株価に関して
日経平均225、NYダウ、ナスダックなど、株価が影響する為替への相関性は見たりします。
あとドルインデックス(ドル指数・ドルの強さ)も見てます。
個人的なデイトレードに適した判断方法
僕自身のトレードとしては、
ポンドが乱高下しやすい傾向なのを理解した上で、メジャー通貨ペアをトレードしています。
ドル円、ユーロドルを基準として考え、
ポンド系は(乱高下が多くダマシヒゲも多いので)早めに決済する方針でルール決めし、
オージー系はテクニカルが効きやすいのでボラがでたらトレードしていきます。
基本的にはチャートパターン・プライスアクションを基にした
トレードロジック(ルール)通りのトレードを実践していますが、
通貨ペアの選択を意識していくことで、勝率・精度をあげられると考えています。
トレード監視通貨ペアの数
2020年現在、僕自身は10通貨ペアを主に監視してトレードしています。
今後もっと監視通貨ペアを増やしていきたいと思ってます。
トレードによって異なるとは思いますが傾向として、
短期足チャート(1時間足まで)でのトレードをする場合は、
監視通貨ペア数を絞る傾向がある印象です。
長期足チャート(1時間足以上、4時間足等)でのトレードをメインにするトレーダーは、
より多くの通貨ペアを監視してトレードチャンスを探している印象です。
長期足だとトレードチャンスが短期足よりも厳選されるからです。
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