FXトレードはトレードの参考となる「テクニカルインジケーター」を有効活用できると強いです。
テクニカルインジケーターの活用は広くチャートソフトとして利用されているMT4や
FX業者が提供している各種チャートソフトなどで提供されており、
代表的な殆どのテクニカルインジケーターは、
トレードで利用するチャートソフト上で利用することが可能です。
テクニカルインジケーターは、相場の値動きの傾向を統計学的にまとめて指標化したものです。
FXトレードに使用するテクニカルインジケーターは、
たくさんのトレーダーが使って注目しているものがよりおすすめです。
これは、たくさんの市場参加者が注目しているテクニカルということは、
そのポイントでの為替相場の値動きにテクニカルが効きやすくなる可能性が高まるからです。
多くの市場参加者が意識しているポイントでは、売買の攻防も大きくなる傾向だからです。
こちらの記事では、
主要なテクニカルインジケーターと活用方法を簡単にまとめていきます。
テクニカルインジケーターの種類
テクニカルインジケーターはその時々の相場状況により、
有効活用できるものと効かないモノに分かれてきます。
どんな相場状況でも万能というインジケーターはあまり無く、
それぞれの特性にあわせてトレードの参考にしていきます。
テクニカルインジケーターには大枠で以下の３種類に分類できます。
- トレンド系テクニカルインジケーター
- オシレーター系テクニカルインジケーター
- その他のテクニカルインジケーター
相場のトレンド状況にあわせてサインを出すタイプのインジケーター。
今後の売り買いの方向性を見るのに適しています。
相場の売られ過ぎ買われ過ぎの状況を数値で出すタイプのインジケーター。
トレンドでもオシレーターでも微妙に分類しにくいタイプもあります。
それぞれ代表的なものを解説していきます。
（主に僕自身が使っているものを記載しています。）
トレンド系テクニカルインジケーター
- 移動平均線（Moving Average）
- ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)
- 一目均衡表（いちもくきんこうひょう）
移動平均線は「MA」と略されることも多く、
FXトレーダーが最も多く活用すると言われているテクニカルインジケーターです。
「価格は大部分の時間がバンドの中に収まる」という統計学を根拠に算出されるテクニカル
相場の標準偏差と正規分布に基づいたバンドをチャート上に表示させる。
一目山人(いちもくさんじん)こと細田悟一氏の考案したテクニカル。
先行スパン、遅行スパンと雲が特徴的。
オシレーター系テクニカルインジケーター
- MACD(Moving Average Convergence Divergence Trading Method)
- RSI(Relative strength index)
- ストキャスティクス（Stochastics）
- サイコロジカルライン
MACDはトレンド転換の反転サイトとして使うこともできますし、
売買状況の優劣をそのまま表示もしていきます。
相場の反転の可能性を示すダイバージェンスを見ていくのも適したインジケーターです。
その他のテクニカルインジケーター
- フィボナッチリトレースメント
- フィボナッチエクスパンション
相場の戻りを測るテクニカル。
フィボナッチ数列という自然界で意識されやすい数列を用い、
相場の戻り転換の目安をつけることができる。
相場の起点・高値もしくは安値・押し戻りの3点にフィボナッチを引くことで、相場の到達点を予測するフィボナッチツール。
利益確定メドを出していくのに便利。
テクニカルインジケーターは自作することも可能で、
様々なカスタムインジケーターがインターネット上で公開されていたり、
有料で販売されていたりもします。
用途に合わせて使用していきましょう。
テクニカルは組み合わせて利用する
テクニカルインジケーターは、あくまで相場の傾向を示すサインです。
トレードの根拠のひとつとして利用していくものです。
トレンド系とオシレーター系で種類がわかれることもあり、
それぞれカバーしている相場状況が違うことからも
複数のテクニカルインジケーターを組み合わせて使用するのが推奨されることが多い。
また、
テクニカルインジケーターのサインに頼り過ぎてトレードするのも、
相場分析力向上を足止めしてしまう場合もあるので、
あくまでも「トレード根拠のひとつ」として使用するのがおすすめです。
インジケーター関連記事
- MT4カスタムインジケーターサインツール作り方
オリジナルインジケーターをMetaEditorを使って作る大枠のやり方を解説しています。
商品として売られているカスタムインジケーターは、こうやって作成されていると思います。
コメント
バイナリーオプションで移動平均線と合わせて使用する
最強のインジケーターを教えてください。
よろしくお願いします。tos
バイナリーオプションに関しては、以下の記事でご覧になられてください。
http://fxxy.org/1967.html
僕自身は普段バイナリーはやらないのですが、知人が作ってる以下のバイナリー教材が売れてます。
http://fxxy.org/1849.html
興味があったら見てみてください。
おがたさま。色々ありがとうございます。
とても良い方に遭遇できたと思っていますが、私には、難しすぎて、内容を理解できません。５５歳の年寄りですので、頭が・・・。仕方ないので、仕方ないので、FXから撤退するしかありません。
とても悔しいけど、簡単なやり方は、どこでも書いてあることですが、全然利益には結びつかないので、かなりのお金を溶かしておしまいになります。
おがたさま、とても悔しいけど、ダメなんでしょうね。
ANGEさん、コメントありがとうございます。
FXは利益を得るものもいれば、損失を出すものもいるゼロサムゲームです。
為替相場での金の奪い合い、マネーの戦争だと思います。
うまく成果を出せないと、時間とお金を失います。
一時的な損失をだしたとしても、
それを糧にして成果に向かえればいいですが、正直道のりは簡単ではないと思います。
だからこそ、うまく自分自身のトレードスタイルを確立して利益を安定化できれば、強い技術になるわけですが。
撤退は選択肢として全然ありだと思います。
やらなければ損失もないですし、トレードに使う時間も他のことに費やせます。
無理なくご自身の状況と相談されていかれてください。
はじめましてオガタさん、今貧乏から抜け出したくFXを始めました。
お金なんかないからデモトレードで試して検証しての繰り返しながらMT4のツールを使っていました。
そんなある日移動平均線の見方を変えるとそれまでが嘘のように
トレンドを捉えて稼げるかもと思い
これを確信にしたいと思いツールを購入しました。お金と最新のパソコンがあれば億スキャFXでしたが、
ドラストFXを購入サインツールは、バイナリーでの失敗と経験を活かして、デモトレードで試した移動平均線を入れて検証して使えると思い証券会社に1万円を入れて1000通貨トレードを始めたばかりです。今後はレンジでも勝てるようになるべくデモトレードで検証しまくります。
オガタさんほどのレベルには程遠いのですが、これから学んでいきいつの日かドラストFXがいらなくなる日が来るまで精進します。ドラストFXの推奨は5分ですが必ず上位時間足1時間と4時間を見てトレードしてます。数十円から数百円ですが負けないトレード頑張ります。
川崎さん、コメントありがとうございます！
FXは資金が溶けるリスクあるものですが、きちんと適切なやり方をやっていけば、最小リスクで大きな利益を出せるものでもあります。
是非、無理なく利益の残るロジック・ルール通りだけトレードして利益を積み上げていかれてください！
こちらの記事でまとめているテクニカルインジケーターが、全てというわけではないです。当然ながら…
僕自身が使用していたり、多くのトレーダーが使用しているテクニカルインジケーターを中心にまとめていっています。
テクニカルインジケーターは基本的には、色々なものをどんどん使っていくというよりも、相場分析の視点を一定化させる為にもポピュラーで王道的なインジケーターを使い続けて極めて行く方がトレード効率が良いと感じています。
新しいものをドンドン取り入れるよりも、シンプルにトレードしていきつつトレード成績を安定させていきたいところです。