2016年9月2日時点でのドル円とユーロドルのFX相場分析動画を公開しています。
本日9月2日(金)21:30よりアメリカ雇用統計の発表があります。
相場の大きな揺り動かしと値動きが予想されるので、
リスクヘッジの上からトレード対応を今週中は慎重にしていくのがいいと思います。
雇用統計発表があると大きく値動きはするのですが、
その値動きをとってハイリスクなトレードをして利益を狙うトレーダーもいますが、
短時間で一気に値動きしていくので、
損失をだすのもあっという間になり悲しいことになる可能性も高いです。
相当な相場分析経験を持っていて、
雇用統計時の値動きパターンの過去検証をしまくって、
思惑と反対方向に動いた時のストップ位置もしっかりと設定したうえで、
損失を出した時の覚悟をもって挑むのであれば、まぁという感じです。
僕自身も過去に何度も雇用統計トレードをしてきたのですが、
(実力と経験不足の初期時期にもよくやってしまっていました…)
たまたま運よくなんとかプラスになることが多かったのですが、
メンタル的な負担と損失時のリスクを考えるとなかなかおすすめできない部分があります。
FXは長期的にやり続けて利益を出し続けていくべきものなので、
そういう意向での取り組み方を個人的にはおすすめ致します。
雇用統計発表時のトレード手法をやるとしたら…
僕が雇用統計発表時にトレードをしていくことがあるとしたら、
これまでやってきた手法は、発表後に「動いた方に入っていく」トレード手法です。
(FXをはじめてまだ年数が少ない時期でした)
雇用統計等の注目される指標発表時には、
スプレッドが開いて利益が出しにくくなることが多いです。
雇用統計発表前に価格が上昇した時の上と、下降した時の下に予め指値オーダーをいれておき、
同時にリミットも逆指値でいれておいて利益をとる手法もありましたが、
FX業者によっては予めそういうオーダーができない業者も増えてきており、
また、指標発表時にスプレッドが開く為に思ったような利益を上げられないリスクもありました。
なので、
僕は成り行きで価格が動いた方にトレードしていき、
本当にスキャルピングノリで数十秒で利益確定をしていく手法をとっていました。
長期足のトレンド方向にトレードするわけでもないので、
損切りするポイントもなかなか定めにくいこともあり、
メンタル的にかなりドキドキタイムとなっていたことを思い出します。
(当時はヤンキートレード手法をやっていた時期になります)
勝率と利益率が検証済みの明確なトレードロジックをマスターして、
しっかりとルール通りに実践していけば、
やればやるだけ資金がふえていくようになるので、
雇用統計発表トレード等のハイリスクなことをしなくてもよくなります。
検証済みのトレードルール通りにやっていくと、メンタル的にもかなり楽なことに気づきます。
FXはできる限りリスクを避けていった方が長期的にいいと思いますので、
是非そういった部分も理解していかれるといいかなと思います。
直近の相場状況と今後の見通し
イギリスEU離脱の国民投票(通称:Brexit)で大きく値動きした後の相場状況は、
けっこうワイドレンジでFXトレードには難しい状況だったような気がします。
テクニカルも(特に小さい時間足だと)効きにくい局面が多く、
僕のまわりのトレーダーも普段の月よりも8月は、
成績を落としている方の話をよく聞きました。
そんな中でも現在は、
大きい長期足でみると面白いところに価格がいる通貨ペアも多いです。
以下、ドル円の日足です。
Brexitでつくった安値を下抜けできず、Wボトムをつくって一旦上昇。
日足100MAにあたって再下降。
再度安値更新を試しますが、下抜けできずに再上昇中です。
大きくみてもWボトム(もしくはトリプルボトム)とみえるかと思います。
更に、ポンド系が今後の動きも注目されます。
以下、ポンドドルの月足です。
サポートラインが下にないので、どこまで下がるか見ものです。
こういったサポートレジスタンスラインが無い相場状況だと、
どこのタイミングで大きく反発してくるかわかりにくいので、
トレードしていくにはなかなかリスクが高い相場状況だと思います。
それでも、いったん反発していくと調整戻しも大きいと思うので、
そういったタイミングでのプライスアクション見ていくといいと思います。
以下、ポンドドルの日足チャートです。(画像クリックで拡大できます)
僕は上記のようにラインを引いています。
価格がラインに当たった付近で出現するプライスアクションに従って、
トレードルールに沿ってトレードチャンスを狙っていく感じですね。
FXで実力をつけていく為に思うこと
FXで長期的に安定してトレードしていくには、
「相場分析力+検証済みのトレードルール実践」が必要だと思っています。
相場分析の上に実践するトレードルールがのっかっていくイメージですね。
相場分析して相場感だけでトレードしていっても、
ある程度は勝てるかもしれないですが、安定して勝ち続けるのは大変です。
メンタル的な要素も大きく入ってくるからですね。
相場分析力を学習して磨きながら、実践できるトレードロジックを拡大していくと。
この流れを繰り返していく感じだと思います。
僕自身としてはその為にFX商材を活用してきました。
学習する教科書は常にあった方が効率的です。
よかったら参考にしてみてください。
コメント
記事本文がけっこう長くなってしまった…
動画も長いし…
もっとちょちょっと簡潔に動画も文章もしたいのですが…
ちょっと更新していく方向性を考えたいと思います… 汗
雇用統計でのトレードは、相場の乱高下が収まった後に状況見て、すこ~しだけ頂くくらいの気持ちでトレードするとうまくいきやすいと思います。
相場の一端の流れが雇用統計発表でできるので、その流れが明確になった1時間後くらいにちょろっと、という感じですね。
雇用統計後の相場は、ダラダラと流れていきやすいです。
その傾向を利用してちょろっと取って利確して逃げるのがおすすめですね。