月末営業日のロンドンフィキシング前に、
ポンド系通貨ペアが価格上昇するアノマリーがあります。
このアノマリーを利用したトレード手法があり、WEB上で公開されています。
トレード手順も対象通貨ペア、トレード時間も簡単なんで、
結構やってる人多いという印象です。
僕も見れてる時にはやってます。
ロンドンフィキシングでは金(GOLD)のスポット価格が決まることで、
その前の時間にポンドの大口取引が増える傾向があるとのこと。
その傾向(アノマリー)を活用して、
ポンドドル、ポンド円などの上昇を狙うトレード手法になります。
このアノマリートレードをするのは、
毎月月末の最終営業日のみ年間12回。
ロンドンフィキシング前の1時間にのみトレードしていきます。
手法の勝率傾向は、50%未満になる傾向とのことですが、
年間での獲得PIPSトータルでプラスを狙っていくものとのこと。
手順のおさらいと、当方の検証記録をまとめていきます。
ポンド上昇アノマリートレードの手順
詳しくは上記リンク先の解説記事を見るのがいいですが、簡単にトレード手順をまとめます。
- 毎月末の最終営業日にトレード
- ロンドンフィキシング1時間前にポンド系通貨をエントリー
- 損切りマイナス15pips固定
- ロンドンフィキシング時間に決済
年間12回のトレードとなります。
夏時間:日本時間23時、冬時間:日本時間24時に買いエントリー
ポンド円、ポンドドルを買いエントリー
エントリー直後に逆指値で損切りを設定しておく。
利確でも損切でも、ロンドンフィキシング時間(夏時間24時、冬時間25時)に決済します。
(23時過ぎ以降にポンド系が上昇始まったらエントリーする、等。)
ポンドアノマリートレードの検証まとめ
- 2021年7月30日(金)FXトレードメモ(月末最終営業日)(負け)
- 2022年7月29日(金曜)FXトレードメモ(月末金曜)(2ポジ共勝ち)
- 2022年8月31日(水)トレードメモ(月末日)(2ポジ共勝ち)
- 2022年9月30日(金)2ポジとも損切
- 2022年10月31日(月)2ポジとも損切
- 2022年11月30日(水)2ポジとも損切
- 2023年1月31日(火)2ポジとも損切
- 2023年7月31日(月)アノマリー的な動きなく、レンジ。入ってたら損切
ポンド円、ポンドドルともに勝ちトレード。
月末営業日のロンドンフィキシング前、アノマリートレード
23:30以降の伸びはグーンとした感じで。1時間で60PIPS程度上昇。
月末営業日のロンドンフィキシング前、アノマリートレード
(今回は4hのサポートみて22:23に早めに買い入れてた。)
ちょうどサポートラインがあるところで、買い目線で23時を迎える。
23:30以降の伸びはグーンとした感じで。1時間で75PIPS程度上昇。
その日の調整下げを取り戻した感じ。
この日はポンド円・ポンドドルともに勝ち。20PIPS、35PIPS程度の1時間での上昇。
画像検証アップしたが、ブログのサーバー移行で記事内容飛んだ。
めんどくさいんでそのまま。
ポンド円:損切
(23時から50PIPS程度下げてから、上昇して高値抜け)
ポンドドル:損切
(50PIPS程度下げて、23:30から上昇)
押し目では入れれば、勝ってるがルールと違ってくるな。
ポンド円:損切
(23時から5PIPS程度上げてから、エントリーから20PIPS程度下げて損切)
ポンドドル:損切
23時より18PIPS程度下げて損切。そこから上昇していった。
24時にボラでるも、ドル円上げてドルストレート下げた。
ポンドが買われてる感全く無し。
24時から一旦下げてからジワジワ上昇。
また、25時超えてポンド円・ポンドドル、ドルストレート、ドル円が上昇する時間おかしい状況。
(久しぶりに追記)
リアルタイムでチャート見てたが、ポンド円・ポンドドル共に大した動きなく小幅レンジ。
テクニカルと明らかに反対だったので様子見。
個人的な感想
月末のロンドンフィキシング前にポンド系通貨ペアが上昇する傾向は、確かに感じています。
上昇する時の勢いはグーンという感じで気持ちいい。
ただ、
毎回ではないので、
ある程度相場分析しつつ応用していく方が無難かな、という印象です。
何も考えずにロンドンフィキシング1時間前にエントリーするよりも、
プライスアクションや、ポンド上昇傾向の初動を見てからエントリーした方が無難と感じています。
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