FXでもよく言われる「トレンドフォロー」とは、
相場で発生しているトレンド(流れ・流行)をフォロー(後を追う・支持)することを指します。
そのまんまですが…

上昇でも下降でもトレンドが発生したと判断できる方向にトレードしていくことです。

いわゆる「順張り」とも言えます。

トレンドフォロー

トレードにおいてトレンドフォローしていくことは、基本となります。

日足チャート程度以上のトレンドは、なかなかトレンド転換しにくく、
一旦発生したトレンドは、ある程度の期間継続しやすい傾向にあります。

なので、
長期足のトレンド方向にトレードしていくことで、
負けにくく勝ちやすいトレードができやすいと言えます。
(トレンドフォロー)

逆に相場のトレンドに逆らってトレードすると、
短期的に含み益が乗っていたとしても、
トレンドは長期足の方向に流れていきやすいので、結果負けやすい傾向になります。

以下のチャートはドル円の日足チャートになります。(画像クリックで拡大できます)
ドル円チャートトレンド
チャート画面左側のダウントレンドでは赤い陰線が目立ち、
チャート画面右側のアップトレンドでは青い陽線が目立ちます。

トレンドの中での反発調整下落(もしくは上昇)もありますが、
トレンドが明確に発生している相場では、
やはりトレンド方向に価格が動く割合が多くなります。

結果、トレンドが発生している長期足の方向にトレードする方が勝ちやすい状況となります。

トレンドフォローと反対の意味を持つ言葉として、「カウンタートレード」があります。
いわゆる逆張りです。

トレンドの中での調整反発を狙って短期的にトレードしていく場合には、
カウンタートレード・逆張りも有効な手法と言えます。

トレンドフォローのやり方と判断

それでは具体的にどうやってトレンドフォローを実践していくかですが、
ダウ理論に従ってトレンドを判断し、その方向にトレードしていくのみです。

ダウ理論に関しては、別の記事で解説しています。
参照:ダウ理論とは?FXでの手法と使い方

また、トレンド発生の定義も理解しておきたいところです。
参照:FXダウ理論でのトレンド発生定義解説

ダウ理論トレンドフォロー


トレンドフォローしていく際のポイントをあげるとすれば、以下です。
  • 長期足でのトレンドを判断する
  • 相場の目線(売りか買いか)を一定化させる
  • トレンドが明確に転換するまで目線を変えない
トレンドフォローは、とにかく相場の大局の流れを判断することが重要です。
その判断方法としてダウ理論を活用するわけですね。

トレンドフォローの注意点

トレンドフォローはトレードの基本的な考え方になりますが、
ただいつもそれで勝ち続けられるというわけではありません。

トレンドが反転する時には、トレンドフォローをしていれば負けます。
(トレンド転換する際には、トレンド転換のトレードロジックを使います)

また、
相場はいつボラティリティが大きくなって伸びていくかわかりづらいものです。

細やかな相場の上下に惑わされていると、
トレンドフォローの視点がブレていくこともあります。

長期足の相場状況、トレンド方向を意識してトレンドフォロー視点を一定化させていきます。

それと同時に、トレンド反転の可能性も頭に入れておきます。

トレンド反転のポイント
蛇足となりますが、トレンドが反転する場合にも何らかのサインがでたり、
ある目印が合ったりする箇所で反転しやすい傾向があります。

以下の部分になります。
  • レジスタンス・サポートラインがある箇所で反転しやすい
  • 水平性ライン・トレンドライン、またはフィボナッチ数のライン等、何らかのサポートがある値で反転しやすいです。

  • チャートポイントで反応しやすい
  • 市場参加者の多くが注目するポイント(チャートポイント)でトレンド転換の反応は起こりやすいです。
    ただ、一旦反応して価格が反発したとしても、その後結局トレンド転換まで行かずに再度チャートポイントを抜きなおすことも多いです。

  • ファンダメンタル的材料でボラティリティがあった時に反転しやすい
  • 経済指標やニュース、国際情勢の急激な変化等のファンダメンタル的要素が起こった際に、トレンド転換もあり得ます。
    2015年1月15日18時53分のスイスフランショック等でも、トレンドと反対方向に一気に価格が動いたりしました。
こういった部分にも、注意が必要となります。

FXでのトレンドフォロー手法例

「トレンドフォロー」という用語は、FX以外でも株式投資等の様々な投資ジャンルで使われます。

FXでのトレンドフォロー手法の例としては、以下のようなやり方があります。
  1. 日足、4時間足のトレンド方向を確認する
  2. 1時間足、30分足のトレンド方向を確認する
  3. 上記の時間足でトレンド方向が合致したタイミングでトレード
  4. 15分足、5分足等の短期足でタイミングを取ってトレードする
簡単に例をチャートで解説すると、以下ような箇所になります。
トレンドフォロー手法
日足チャートを表示していますが、明らかに安値を切り上げて高値も徐々に切り上げ中。

当然ここ数日の4時間足・1時間足もアップトレンド継続中で、
直近の日足のレジスタンス高値ラインをブレイクしたことで、買い根拠とします。

あとは30分足以下の短期足のプライスアクション・チャートパターン等でエントリータイミングを測ります。
(短期足でタイミングを測ることで、損切りラインを短くできます)

このように、
長期足のトレンド方向に短期足チャートでタイミングとってエントリーして、トレンドフォローしていくのが基本となります。

トレンドは、大事です

FX等の投資ジャンルでよく言われるのですが、
「トレンドは友達(Trend is friend.)」という言葉があります。

トレンドに逆らわず、仲良くなって利益を挙げていきましょう。