FX初心者トレーダーの心構えとやり方解説動画

FXは精神的な部分が成果に大きく影響されると言われています。

精神的な余裕がない状況でのトレードだと、冷静な判断もおぼつきません。

大切なお金を扱うFXトレードです。
精神的に安定して集中できるタイミングのみでトレードしていきます。

インターネットを利用したオンライントレードで
気軽にできるようになったからこそ、しっかりとした心構えで取り組みます。

FX心構え

簡単にポジションをエントリーできるオンライントレードは、
簡単に資金を溶かすリスクもあることを認識していきます。

相場の動きは人間心理の集合体と言われています。

ポジションをエントリーしてトレードをするのはひとりの人間なのですが、
為替相場の動きは莫大な数の人間の思惑から形成されているのです。

  • 誰かが買うから値があがり、
  • 誰かが売るから値が下がる。

これが為替相場の動きそのものです。

機械が勝手に操作しているわけではないので、
しっかりと判断できるように精神的に落ちつけてトレードしましょう。

FXはリスクとリターンの闘い

FXトレードの為替相場は「誰かが利益をあげれば、誰かが損をする」というものです。

これは為替相場で取引する人がいるからこそ成り立つものなので、
自分がもっているドル円が利益があがってきたら、
その反面、世界のどこかでその分の含み損を被る場所があるわけです。

為替相場はリスクとリターンの両方が存在するのです。

だからこそ、しっかりと冷静な判断ができる精神状態で取り組みます。

fxリスク
FXは感情的にトレードすると、どんどんトレード判断が鈍ります。
感情が先行して危険なリスクを取ってしまうのです。

感情的なトレードで不利なエントリーを連発し、
損失を大きくする失敗を誰しもが経験しています。

そのようなことにならないよう、細心の注意を払ってトレードします。

トレードでは「損小利大」を意識する

FXトレードで利益を積み重ねるには、コツコツやっていきます。

トレード手法にもよりますがコツコツ積み重ねながらも、
1回のエントリーで得る利益を大きく伸ばしていくべきです。

いわゆる損小利大のトレードスタイルです。

トレードは、為替相場は自分の思った通りばかりには動きません。

エントリーして自分が立てたトレードシナリオを逸脱し、
マイナス方向に動いたら損失が少ない内にロスカット決済します。
(エントリー前に予め損切りラインを決めておきます。)

逆に、
エントリーしたポジションで利益が伸びてきたら、できる限り伸ばしていくのが理想です。

損失よりも利益が大きくなる結果を繰り返していけば、
あなたのFXトレードは利益が積み重なっていきます。

マイナスに動いた時に損失を大きくしていると、
いつまでたっても利益が伸びずにトントンかマイナスです。

損小利大は投資の基本です。

参照:損小利大手法のFX実践方法と勝率の意味

資金を溶かすのは瞬時

経済指標発表時などに為替相場が乱高下する場合があります。

こういった時にむやみにポジションをエントリーすると、
うまくいけば確かにプラスになる可能性もありますが、
瞬時に資金を溶かしてしまうリスクが高いです。

一時的な少しの利益を追求するあまり、
大切な資金が瞬時に溶けてしまうリスクを冒すわけです。

為替相場が乱高下する経済指標発表時間帯等は、
まだトレードロジックが固まっていないトレーダーはポジショニングを避けるべきです。

大切なのは為替相場から退場せずにトレードし続けることです。
資金が溶けないようにリスクを回避してやっていきます。

コツコツドカーンを解消する

損小利大の逆の意味で「コツコツドカーン」という言葉があります。

これは、
「コツコツ」と数ピプス程度の小さい利益を積み重ねていくのですが、
一回のマイナストレードでドカーンとそれまでの利益を吹っ飛ばすトレードを指します。

いわゆる「損大利小」をリアルに言い表した言葉です。

このコツコツドカーンでやられると、精神的な疲労度は極限に達します。
それまでの苦労が水の泡になるからです。

こうならないように、損小利大のトレードを実践します。

ポジポジ病を克服する

「ポジポジ病」とは、チャートを見ているといつでもエントリーしていて、
ポジションを持っていないと気が済まない症状を指します。

トレードしてないと、もったいないと思ってしまう状況です。

エントリーするということは、リスクを冒すということでもあります。

ポジポジ病のトレーダーは典型的な負けトレーダーです。

根拠の薄いエントリーをしていないかどうか、
常に自分に問いかけながらトレードを実践していきます。

参照:FXでポジポジ病を治療して治すには?

感情的なトレードをしない為に

FXでは、感情的なトレードをすると大損リスクが一気に高まります。
fx感情に負けない

FXトレードは想像以上に簡単に利益がでることもあれば、
簡単に含み損が広がって損失を出してしまうこともある投資ジャンルです。

エントリーしてポジションを持つと、頭の中に強烈なアドレナリンがでてきます。

特に最初は緊張感と共に、一種の興奮状態がやってきます。
相場の動きが気になり、他のことが手につかなくなります。

そしてそのポジションを決済すると、
次のトレードをすぐエントリーして利益を出したいと思いだします。

アドレナリンの爆発状態です。メンタル崩壊です。

このような状況だと根拠の薄いポジションをエントリーしがちです。
(いわゆるポジポジ病です。)
(そうならないように、トレードロジック・ルール通りやっていきます。)

参照記事:FXトレードでやってはいけないこと(飛び乗り・無計画ナンピン・塩漬け)

感情的なトレードは失敗のもとです。
勝率が高いところのみでエントリーをしていくのがトレーダーの使命です。

常に冷静にトレードするように自分を見つめていきます。

参照記事:FXにおけるメンタル管理とトレードルールを守る【超重要】
(FXはなぜ精神的に疲れるのか、を解説した記事です。)

常に根拠を意識してトレードする

勝率が高いポジションエントリーは、確固たるチャートの根拠があります。

そのチャートの根拠を知る為に「テクニカル」を学んだり、
チャートのクセや動き方の種類などを学んでいきます。

ポジションのエントリーも、利益確定も損切りも、全て根拠のもとに実施していきます。

「このエントリーは根拠しっかりしてるだろうか?」

常に問いかけながらエントリーポイントを探していきます。

根拠が見えるまで常にチャートを検証する

エントリーポイントを見つける根拠がわからない場合は、
そのエントリーポイントの根拠が見つかり、
自信が持てるまでチャートの検証を続けます。

自分の実践している(実践していく)トレードロジックの成績を過去検証していきます。

またはデモトレードでリアルタイム検証してみてもいいですし、
リアルトレードだとしたら少額1枚エントリーからやっていくのがいいです。

とにかく勝率が高くリスクの極めて少ない相場状況でエントリーするのが使命です。

FXはリスクとリターンの闘いです。
しっかりと実力を養っていきましょう。