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損小利大手法のFX実践方法と勝率

FXで利益を積み上げていくには「損小利大」のリスクリワード比を意識します。

利益を伸ばそうとポジションエントリーしていっても、
利益確定した時の利益が少なく、
損切りした時の損失額が大きければ資金は増えません。

利益確定金額 > 損切り金額 (× 勝率)

これがFXで利益を残す為の絶対計算式です。

利益を残していくために

特に為替市場という大きな荒波に個人トレーダーが入っていく時、
利益確定することは自分で利幅を選択しやすいのですが、
損失を確定させる損切りは大きくなりがちなのが特徴です。

これは「なるべく損失は確定したくない人間心理」によるものと
大きな決定性や判断目安が無いと損切り作業に至りにくいからです。

損切りをすることは、精神的な痛みを伴いますので。

対して利益確定は、
値動きが反対に動いて利幅が小さくなるのを恐れ、
なるべく早く利益確定してしまいたいのが人間心理です。

利確しないで更に利益が増えるのをまっていたら損失に転じたということは、
FXトレーダーであれば日常的に起こりうるものでもあるからです。

損小利大fx
損小利大を追求するのは人間本能の心理に逆行した部分があります。
だからこそ、ものにすれば強い武器になります。

よく言われる二者択一の例えで以下のものがあります。

  • 今すぐ100万円もらえる
  • 明日まで待ったらもしかしたら200万円貰える(もらえない時は0円)

このどちらかを選択する時に、
殆どの人は「今すぐ100万円もらえる」方を選択します。

こういった一連の心理状況は「プロスペクト理論」により行動経済学的に証明されています。

 

FXトレードの場合もチャートパターンやトレードルールが確立してないと、
今確定している利益を確保することに目がいきがちです。

しかし、
1日待てば200万円もらえる確率がかなり高いことがわかれば、
1日まってみたい気持ちになると思います。

FXトレードではチャートパターンやテクニカルを習得し、
トレードルールを確立することにより、それを目指していきます。

FXでの損小利大のトレード手法

FXトレードでの損小利大手法は「勝ちトレードの利幅を伸ばす」ことです。

20ピプスで利益確定したトレードが、
もしもその後ポジションを持ち続けていたら、
100ピプス以上獲得できてたりすることもよく起こりうるのがFXです。

FX利幅
勝ちトレードの利幅を伸ばすことで、損小利大の損益比を実現したいところです。

こういった相場の値動きは「トレンド」発生の状況をみながら
チャートパターンと移動平均線等のテクニカルである程度判断できます。

それにより利益確定のポイントを最大化していくことが理想的です。

コツコツドカーンにならない為のトレード手法

FXや各種投資系分野において「コツコツドカーン」は典型的な負けパターンです。

「コツコツドカーン」とは、コツコツと薄利を得るトレードを繰り返し、
1回の負けトレードでドカーンと莫大な損失を出すやり方を指します。

トレードでは損切りする負けトレードもあるものですが、
その負けトレードの損失額をなるべく少なくする必要があります。

損切りする金額が利益確定金額よりも多い場合は、
当たり前ながら、勝率が低いと口座資金が減っていきます。

なので、
エントリーの精度とイグジット(利益確定及び損切り)の精度をあげていきます。
相場分析スキルを磨いて、高勝率を目指します。

トレードしていくエントリールール(ロジック)がしっかりと定まっていれば、
エントリー精度を高めることのみでもコツコツドカーンを減らせます。

その為には(繰り返しになりますが)以下のことをやっていきます。

  • チャートパターンをたたき込む(トレードロジックを理解)
  • テクニカルを理解する(相場分析スキルの向上)
  • トレードルールを確立する(自分のトレードスタイル)

ポジションをエントリーしたら、ストップロス(逆指値)を設定するのは最低限の条件です。

コツコツドカーンを解消し、エントリー精度をあげて勝率と成績を向上させます。

損小利大手法で目指すべき勝率と利益幅

FXトレードは1回のトレードで獲得する利益幅を増やし、
トレードの勝率をあげていくことで利益をつみあげていきます。

結局のところ口座資金が増えていけばいいのです。

例え9回小さい損失の損切りをしたとしても、
10回目のポジションエントリーで9回の損切り損失を
全て取り戻す大きな利幅を取れることも確かにあります。
(ただし、本当に9回連続損切りとなるとエントリー精度を見直したいです。)

為替相場の大きな流れのトレンドをしっかりと把握し、
それに従ったポジションエントリーを心掛けていき、
利幅を伸ばすことを心掛けて損小利大を目指します。

目指すべき手法は「勝率が少なくとも利益が残る利益幅」の獲得です。

最初は利幅を取るのはなかなか難しいですが、
チャートパターンとレジサポライン、テクニカル等で相場感を掴み、
大きな利幅を取れるように実力をつけていきましょう。

FXで利益をのばす為に理解すべきこと

FXで利益を伸ばす為に理解すべきことがあります。

「ポジションエントリー回数分だけ損失を出すリスクが増える」ということです。

FXリスク

FXトレードは利益を焦るばかりにエントリー回数が増えていきがちです。

そして「ポジポジ病」と呼ばれる
エントリーしてないともったいなく感じる病気になります。

しかし本来ポジションを持つことは、大きなリスクをしょうことなのです。

為替相場はいつ何が起こるか分かりません。

  • スイスフランショックによる相場乱高下
  • 大震災等の自然災害による相場下落
  • リーマンショックによる相場下落
  • アメリカトランプ大統領の発言による為替相場への影響(日常茶飯事)

利益を出す可能性がある半面、資金を失う可能性もあります。

FXトレードで相場に居続けるには、以下のやり方を目指します。

「チャートが見えて勝率高いと判断できるところのみでエントリー」
(相場分析をして、トータルで利益が残るトレードロジック通りのトレードをする)

それ以外のところは、単にロウソク足が上下しているだけなのです。

それくらいの気持ちでいないと、
巨大な為替相場にお金を持って入っていくのは危険です。

コツコツドカーンで損失を出して資金を失くすトレーダーは多いです。
しっかりと利益を出し続けられるトレードルールと実力を確立しましょう。

コメント

  1. トレードで損小利大を意識するのは重要な要素だと思います。

    それを前提に、自分が実践するトレードロジック(ルール)を見つけて、検証して精度を確認し、利益が残ると理解できたらそのロジック通りにルール通りにトレードしていく、と。

    そうすることで、自然と損小利大のトレードができている状態を目指すのが良いかと思います。

    大きな利益を求めるトレードは、なかなか骨が折れます。
    プルバック調整戻しで利幅が削られるのも、精神的につらいですし。

    なので、完全にルール化して、それをそのまま実践する方が楽です。

    FXは広く知識をインプットした後に、自分にあった取り組み方をやっていくのが良いと思います。

    なかなか覚えること学ぶことが多岐に渡り大変ですが、地道に進めていきましょう。

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