FXトレードを実践していくうえで、どんどん難解な専門用語がでてきます。
僕自身も最初はよくわからない言葉だらけだった気がします。

長年トレードを実践していくとどんどん理解していきますが、
FXを始めたばかりの頃や、まだよく勉強してない時にはちんぷんかんぷんです。

そこで以下のようなFX専門用語まとめ記事を作りました。
FXトレード専門用語解説まとめ

あるFX専門用語に関しても様々な説明の仕方がありますし、
項目それぞれに関してもよくわかる場合とわかりにくい場合があります。

また、
FXはそもそも色んな人が色んな事を言うジャンルです。

当サイトでは、僕なりに伝わるようにFX専門用語の解説をしていきます。

今回は、チャートに表示させるテクニカルインジケーターとEAの違いについて解説します。

EAインジケーター違い

「そういえばEAとインジケーターって、ごっちゃになってるかな?」

僕自身は普段EA(自動売買)は利用しないので、すっかり遠い感じになっていましたが、
なんとなく思い立ってどうだったかな?と思ったので、
すでにFXトレードベテランの方には当然の常識ながら備忘録として記載していきます。

EAとインジケーター

EAとインジケーターは、それぞれFXトレードで利用できるものです。
また、なんとなく言葉の響きが似ています。

ですが、それぞれの言葉の意味は違うものです。

  • EA(Expert Advisor)
  • 基本的には自動売買をするプログラムを指しています。
    自動売買するツールそのものを指す場合が多いです。

  • インジケーター(Custom Indicator)
  • テクニカル指標を表示させるプログラムを指します。
    テクニカルインジケーターとも呼ばれます。
    為替相場のチャート上に表示させてトレードの参考として使用します。

EA(Expert Advisor)とは?

MT4等のチャートソフトを利用して自動売買をするプログラムがEA(Expert Advisor)です。

一般的には、トレードにおける「自動売買ツール」をEAと呼ばれることが多いです。

FXでの自動売買EA

自動売買プログラムを起動させる中で、
インジケーターのプログラムを呼び出して利用することもできます。

自動売買EAを起動させてトレードさせていくには、
MT4などの使用するチャートソフトを常時起動させておく必要があります。

その為に専用のパソコンを使用して電源つけっぱなしで稼働させたり、
もしくは、バーチャルデスクトップと呼ばれるサービスを利用して24時間常時稼働させるのが基本となります。

※注意事項
自動売買のEAは、稼働中はずっと電源つけっぱなしが基本ですが、売買ツールの管理として相場状況にあわせてオンオフする場合もあります。

※注意事項 その2
自動売買EAは、基本的にオンにしていたら全自動で売買されるシステムを指します。
昨今の状況で、トレードタイミングでサインを出してエントリーはトレーダーが手動で行うサインツール的な商品もEAとして紹介されるケースがあります。
(ワンクリック以外は、殆ど自動でトレードできるという意味から…)

ここら辺は商品それぞれの内容を確認して、注意が必要です。

インジケーター(Custom Indicator)とは?

インジケーターとは、MT4等のチャートソフトに表示させるテクニカル指標のプログラムを指します。

参照:FXテクニカルインジケーター種類と活用法まとめ

FXインジケーター

MT4以外のFX口座業者の提供するチャートソフトでも、
主要なテクニカル指標インジケーターが表示できることが殆どです。

テクニカルインジケーターは自作することもできるので、
様々なトレーダーがオリジナルインジケーターを作成したり、
FX商材として販売されていたりもします。

自作できるカスタムインジケーター

インジケーターは、MT4の機能「MetaEditor」を使って自作もできます。

参照:MT4でのオリジナルカスタムインジケーター作り方(MetaEditor)

個人的には多数のトレーダーが注目しているテクニカルインジケーターほど、
チャート上でのだましが少なく精度が高いと思っています。

ということは…
個人的には、王道的なポピュラーなテクニカルインジケーターの方が好みです。

EAとインジケーターのプログラム的な違い

EAとインジケーターをMT4で利用する場合には、
MT4のファイルデータの中に設置する場所が違います。

EAの作動の手順も、テクニカルインジケーターの表示とは違います。

テクニカルインジケーターの指標も使いながら、
自動売買(EA)の稼働設定をやっていく感じのイメージです。

自動売買にご興味をお持ちの場合には、
それぞれのソフトの取り扱い説明をしっかりと参照して進めていってください。

ご利用は、計画的に!