FXでよく使われる言葉で「チャートポイント」があります。
いわゆるトレード用語です。
大体の感じでフワッとした意味で使われることが多く感じます。
FXにおける「チャートポイント」でよく使われる言い方例は、以下です。
「ポンドの下落がヤバい!ポンドドルは1.165がチャートポイント。抜けると下にサポートなし!」
「ユーロ円は113.55円あたりがチャートポイントかなぁ。月足でもサポートある」
ようは、市場参加者に意識されるポイントという意味です。
チャートポイントは、過去に(何度も)強く意識されたレジスタンスサポートラインを指します。
相場において、ポイントとなる価格ということで。
(そのまんまですね)
相場で繰り返し意識されたラインを
FXにおいては為替相場で過去に強く意識された価格(水平ライン)をチャートポイントと呼びます。
何度も反発した価格(ライン)だから、
その価格に再び達して抜けたら大きく動く、という見立てだったり、
それまでの史上最高値や史上最安値の注目される価格だったり、
単に「その価格を抜けたら驚きがある」注目度の高い価格、等を指します。
何度も繰り返し意識されて価格が反発したラインは、
特に市場参加者の注目度が高い価格になり、チャートポイントとされます。
以下はドル円の日足チャート画像です。(画像クリックで拡大できます。)
ヒゲの先端の最安値や最高値。
何度も意識されて価格が反発したラインは、チャートポイントとして注目されます。
明らかに価格が反応して反発したポイントであれば、
再び価格が近づいた時に市場参加者の多くがチャートポイントとして注目するわけです。
色んなトレーダーの色んな言い方があるので…
チャートポイントと近い意味のFX用語で、「キリバン」「ラウンドナンバー」があります。
参照:キリバン・ラウンドナンバーとは?意識されるレジサポライン使い方
こちらはチャートポイントよりもより具体的に、キリのいい価格を指します。
チャートポイントはキリバン・ラウンドナンバーよりも広く、
過去に相場で意識されて反発したラインを指すわけです。
色んなトレーダーが色んな感じで言葉を使うので、
学習する際にはニュアンスを理解していきましょう。
コメント
トレンド中の押し戻りで、
トレンド継続型のチャートパターン(例えば「フラッグ」「ウェッジ」等)が形成され、
価格がトレンド方向側に抜けた時にできた大陽線や大陰線の始値は、
そこを起点として大口の買いや売りが集中したことを示すとともに、
ダウ継続の起点にもなり、
チャートポイントとして認識されることが多い。
(レジスタンス・サポートになりやすい。)