デモトレードのやり方とチャート検証経験有無の実力比較

FXトレードをやっていくうえで「デモトレード」を活用するのは重要です。

デモトレードはトレーダーとして経験を積んできたとしても、
継続的に利用し続けるシステムとして認識しておくのがいいです。

 

FXトレードは常に「より高い勝率とより高い利幅」を追求していきます。
（その反面「頭と尻尾はくれてやれ」部分も意識してリスクヘッジします）

その部分からもデモトレードは何度も何度も利用して練習します。

お金のメンタル負荷がないデモトレードで、
トレードの形をつくるのは、
重要な作業と言えます。

デモトレードを利用してチャートをフォワード検証することは、
常勝トレーダーとなった実践者が経験してきた道のりですし、
今後も「より高い勝率とより高い利幅」を追求する上で利用し続けるものです。

デモトレードは何度も何度も利用して、
エントリーとイグジットの精度をあげていきます。

更なるトレードチャンスを増やす為にと、
新しいレードロジックを習得する際にも、デモトレードで試すのがベターです。

チャートとトレードルールを検証し続ける

FXはトレード成績を向上させる為に、チャート検証をし続けていくものです。
検証作業にはMT4の過去チャートやデモトレードを利用します。

デモトレードを利用してチャートパターンのクセを習得し、
実践するトレードルールの精度や勝率を試して検証していきます。

為替相場には値動きのクセがあります。

世界中でトレーダーが売り買いを繰り返しているので、
多くの人数がトレードすることで為替相場は、「大衆心理の集合体」として値動きしていきます。

チャートの動き方は、特有の心理的なクセが形成されていきます。

その「心理的なクセ」がチャートパターンやプライスアクションとして価格を推移させていき、
以下のような様々な形で定番パターン化されています。

• ダブルトップ・ダブルボトム
• ヘッドアンドショルダー
• ソーサートップ・ソーサーボトム
• V字型トップ
• 三角持ち合い
• ペナント
• フラッグ
• ウェッジ

値動きのチャートパターンは上記以外でも多数存在します。

こういったチャートパターンを覚えておくことで、
為替相場がどのような動き方をしていくかを見極める精度が上がります。

チャートパターンと移動平均線（MA）等のテクニカルインジケーターを併用し、
チャートの値動きのクセを習得するのには、
デモトレードを利用して練習していくことが効果的です。

デモトレードで練習して精度を上げていくことで、
リアルトレードで失敗からの損失を出すリスクを減らすことができます。

MT4利用の経過時間を早回しできるチャート練習ソフトもありますので、
通常の時間軸よりも倍速以上で効率よくトレード練習することもできます。

 

トレードルールをデモトレードで検証する

また、今後実践するトレードロジック（ルール）が
利益をだしてくれるものかを検証するのもデモトレードが有効です。

FXトレードはエントリーして利益確定（もしくは損切り）するまでの
トレードロジック（ルール）を決めて実践することが精神的にも勝率的にもよいです。
（裁量判断も加味して随時調整はしていくべきですが）

MT4を利用したデモトレード（ストラテジーテスト）などで、
時間早回しでトレードルールをテストしてからリアルトレードします。

こうすることで無駄な損失を防ぎ、精神的にも楽です。

また時間はかかりますが、通常のデモトレードをすることで、
実際のリアルトレードと同じ時間軸でロジックを試すこともできます。

チャート検証経験での実力比較

FXをはじめて間もないトレーダーで、
スキャルピング的な短期トレード手法を中心にして
数ピプスの利益を積み上げているトレーダーは多いです。

為替相場のチャートパターンをしっかりと理解できていないのと、
トレードロジック（ルール）が明確化していないので利幅を伸ばせないのです。
（気持ちは重々わかります。）

かくいう僕もFXを始めた当初はこの感じでした。

リアルトレードをやりながら実力をつけていくのも手ですが、
特にFXを始めたばかりの頃はチャート検証をデモトレードですべきです。

チャート検証としてのデモトレードを経験していないばかりに、
トレンドラインやレジサポを理解してラインがひけるようになり、
ある程度トレンドフォローを理解できた状況でも、
利益に目がくらみ無謀なエントリーをした経験が僕にはあります。

具体的には、利確がとても早くなったり損切りを先のばしたりしてしまいました。
また、トレードロジック通りトレードしてなかったのです。

しかも、かなりの時間と資金を損失しました。

しっかりとデモトレードでチャート検証していくことで、
損失を減らすことができ、利益を伸ばすことができます。

リアルトレードで損失を出した後に、
思い立ってデモトレードで練習するのがよくあるパターンです。

最初からデモトレードで練習して実力をつけていきましょう。

為替相場は逃げない

FXは2010年よりレバレッジ規制がはじまり、
現在は国内FX業者の個人口座では25倍までの最大レバレッジとなっています。

よりハイリスクハイリターンなトレードは、確かにやりにくくはなりました。

しかし、
通常のトレードをして利益をだしていくのであれば、
レバレッジ25倍あれば充分利益を積み上げていくことができます。

更なるレバレッジが必要であれば、海外FX業者を利用することも可能ですし。

基本的に為替相場は逃げません。

FXトレードはあなたに資金があれば、いつでも参入することができます。

重要なのは資金を溶かして相場を退場しないことです。

チャートパターンや相場分析の理解も不充分な状況で、
勝率も低くトレードロジック・ルールも固まっていない状況でリアルトレードし、
資金を溶かして相場を退場してしまうトレーダーが続出しています。

しかし、
先にデモトレードやMT4での練習ソフトで精度を上げてからリアルトレードすれば、
リアルトレードで損失を出して資金を溶かすリスクを減らすことができます。

感覚のみでトレードしていても、
短期的には利益を出せても成績を安定させるのは難しいです。

リスクヘッジの為にもしっかりとデモトレードで実力を構築しましょう。
何度も何度も練習していきましょう。

僕も今後もリアルトレードしつつも更に、
MT4チャートで過去検証もやっていき、
デモトレードや裁量トレード練習君でトレード練習も継続していきます。

常に学習と検証と実践を繰り返して、トレード精度を向上させていきます。