トレードをしていると、謎にルール破りトレードしてしまう時があります。
トレードルール(ロジック)通りにトレードしていかないと、
トレード成績は安定しにくく負けがちになります。
そして、あんまりひどいとメンタル崩壊しての破滅願望トレード行きとなります。
「ルールを守ろう」わかっちゃいるけどなんとやらです… 汗汗汗
自分が実践すると決めたトレードルールを守れない状態は、
ある意味「ポジポジ病」の一種とも言えるでしょうし、
利確や損切りラインを守れない時は、
損大利小のリスクリワード悪いトレードになる可能性がすこぶる高いです。
参照:コツコツドカン損大利小トレードで損切りできない場合の対処方法
ようは危ない、と。
明らかに相場が伸びてて利を伸ばす等の理由があればいいのですが、
ドキドキしながらルール破りを自覚している時は、
ほぼほぼポジポジ病、もしくは焦ってのルール破りと言えます。
こういう時って、
損切りを先延ばししちゃってプチ塩漬けして、
結局ドカン損切になりやすい傾向があります。
(僕も何度も何度も経験してきました。)
参照:FXにおけるメンタル管理とトレードルールを守る【超重要】
(ルールを守ってトレードすることで、メンタル管理になるのですが)
トレードルールが守れない状態の対応方法を解説します。
ルールが守れない理由がある
まず、自分で実践すると決めたトレードルール(トレードロジック含む)を守れないのには、理由があるはずです。
以下の状況に当てはまっていたら、要注意です。
- 疲れている
- メンタルが弱っている
- トレード自体に自信がない
- 利益を焦っている
心身共に疲弊している時は、要注意です。
例えば失恋した時とかは、要注意です。
損切りトレードが続いた後などは、トレードに自信が持てなくなりがちです。
そういう時は、要注意です。ホントです。
何らかの理由で早くお金が必要だったり、FXで一発逆転を狙ったドリーマー状態は要注意です。
焦りはメンタルに大きな影響を与えやすい状況です。
精神的に悪影響となりがちな「焦り」「疲労」「疲弊」には要注意です。
トレードルールを守っていくには、冷静な精神状態が必要です。
それでなくとも動いているチャートを見ると、
ポジポジ病の血が騒ぐのがトレーダーの本能的な部分です。
人間の本能的な部分なのでしょうがない部分でもありますが、
それに負けずにルールでトレードを制御していくのがトレーダーの仕事です。
本能の赴くままにトレードしていくと、
相場の揺り動かしに精神的にやられて破滅型トレードになりがちです。
特に2021年近年の相場状況は、だましが多くレンジ相場が続きがちですし。
根本的原因を解消・解決してからトレードすべし
精神的な理由でトレードルールを守れない場合には、
気分を変えて自分を見つめ直すしかないです。
- トレードを休む
- 気分転換する
- デモトレードで自信をつける
まずルールを守れない精神状態では、トレードやるだけ溶かすリスクが高いです。
一旦リアルトレードを休むのが無難です。
前向きな自分を取り戻す為に、気分転換が必要です。
遊びに行ったり、サウナでもいったり、居酒屋でもいったり、そういうことです。
トレードは自信がないと厳しいです。
失った自信をデモトレードで取り戻します。
(口座を飛ばすリスク前提なら小資金でのトレードでもよいと思います。)
きちんと精神状態を戻し自信を取り戻してからでないと、
何度でもルール破り破滅型トレードをしてしまうのが人間です。
根本的な原因を解消してからリアルトレードに復帰しましょう。
その為には、
成功体験を積み重ねて自信をつけるしかないと思います。
トレードルールを守ってトレードする為に
トレードルールを守ってトレードしていく為には、
自分なりの幾つかのテクニックも必要です。
以下は僕が使ったテクニックです。
- OCO、IFD・OCOを使う
- デモトレードをリアルトレードと同時に実践する
- 複数のFX口座を使用する
エントリー及び決済損切りに、OCOを使うことは精神的負担が少なく楽です。
エントリー時には逆指値によるIFD・OCOを使うのが良いと思います。
狙う相場状況まで目視で待たなくても自動エントリーしてくれるので楽です。
(ちょこちょこチャートチェックしないと、だましでやられるリスクもありますが)
リアルトレードと同時にデモトレードも実践していき、
最初にデモ口座でエントリーしていき、自信がある相場状況のみリアル口座でトレードしたりしました。
これは有利なポジションでのエントリーしやすい効果がありました。
(半面、デモ口座が面倒になってポジポジ病が発病するリスクもありました。)
証拠金額を分けて、小資金とメイン口座と複数のFX口座を使い分けました。
上述したデモ口座と併用に近いやり方です。
これらのことを実践してルール通りトレードしていくのには、
大なり小なりの成功体験を積み重ねて自信をつけていくしかないです。
(2度目です)
実践するトレードルール(ロジック含む)を決めたら、
「紙に書き」「壁に貼り」「毎日読む」ことで刷り込ませます。
そうやって本来の前向きな自分を取り戻しつつ、
トレードルールを守れる自分を再構築していきます。
そんな感じですね。
トレードルールが守れないときの参照記事
- プロスペクト理論
- 承認欲求
- 隣の芝生は青く見える
プロスペクト理論によって、人間がトレードルールを守りにくいものだと証明されています。
人間の承認欲求によって、ポジポジ病患者は生み出されます。と、個人的に思っています。
この傾向があることで、チャートを見てるとトレードしたくなるんだと思います。
メンタル管理は、本当に難しいです。
せめて理論を知っておくことで、メンタル崩壊を予防していきましょう。
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