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FXスキャルピングコツ解説【午前中朝一のみの時間帯売り手法】

為替相場は時間帯により動き方の特徴があります。

価格が大きく動く時間帯という印象の時間もあれば、
その時間に取引されている通貨かどうかも動き方に影響してきます。

一概に東京時間中(日本時間9時から15時頃まで)はそこまで大きく動きにくく、
ロンドン時間からニューヨーク時間にかけて大きく動く認識をされています。

参照:FXトレードの取引が活発な市場時間帯
(上記記事内で、デイトレードに適した時間帯を解説しています。)

スキャルピング手法朝

今回は為替相場の時間帯による値動きのクセを利用して、
スキャルピングで小利を重ねる為のコツを解説していきます。

基本的にはスキャルピングは長期的に実践して成果を出し続けるのは、
かなり難しい部類の手法と言われています。

スキャルピングを実践するのであれば、
勝率の高い相場状況や時間帯を厳選して取り組むことをおすすめします。

そして、勝ち逃げを意識していきます。

東京時間午前中値動きのクセを利用する

時間帯による値動きの特性を活かしてスキャルピングしていくのは、
週あたまの市場開始時窓開けスタート窓埋めスキャルピングでも解説しました。

参照:FXスキャルピング手法-月曜朝の窓埋めのやり方解説

時間帯による値動きのクセが為替相場には存在しており、
その特性を活かして小利であれば高い確率で獲得することが可能です。

今回解説する時間帯は「東京時間の午前中前半」です。
通常の毎日の時間帯で共通する動き方の傾向となります。
(当然ファンダメンタル的な例外時も存在します)

東京時間の午前中前半はレンジ相場での戻り売りがでやすいので、
それに追随してショートエントリーをしていくと
数ピプスであれば獲得しやすい傾向にあります。

該当通貨はドル円、ユーロ円などの円がらみクロス円通貨がおすすめです。

前日のニューヨーク時間の終値よりも高値の時を狙ってショートします。

実践する時間帯は以下を目安にします。

  1. 朝8時から8時半過ぎくらいまで
  2. 朝9時からの株式市場開始時
  3. 9時半頃から9時55分過ぎ頃(仲値発表)までの高値でショート
  4. (仲値公示後にその価格を基準にドル売り円買いが起こりやすい習性を意識)

前日ニューヨーク時間の終値を意識して短期足でレジサポラインを引いて実践します。

獲得PIPSは数PIPS程度を狙っていきます。

ドル円1分足朝
大きく窓開けして始めた月曜午前中も、レンジになる時間帯があります。
そのタイミングを狙ってショートエントリーで小利狙いしていきます。
(ストップロスは当然入れて慎重にいきます)

ドル円レンジ朝
東京時間朝のレジサポラインを引いて、前日ニューヨーク終値を意識します。

1分足、5分足でもしっかりとレジサポラインを引いてレンジを確認していきます。

売りが起きやすい理由

午前中には実需筋の売りが起きやすいという部分があります。
(日本の大企業が海外売り上げを円に換金する作業)

これにより円がらみクロス円通貨の売りが起きやすい傾向になります。
(仲値公示後のクロス円下げ習性を狙う手法)

また東京時間に入ってくる投資家はレンジ逆張りを好む傾向で、
前日のニューヨーク時間で価格が下げていると利益確定買いエントリーをしていき、
そして買いにより上がったところで戻り売りをしていき、
価格が上下に振れていきやすい傾向になります。

上下に振るので買い(ロング)でも取りたいところですが、
実需筋の売り部分を意識しての小利狙いであれば、
あえてリスクを冒さないことを個人的にはおすすめします。

深追いしないで薄利で逃げる

何が起こるかわからないのが為替相場です。

しかも東京時間の午前中はやい時間には、
その日の明確なトレンドが出ていない場合が多いです。

とにかく深追いしないで小利薄利で逃げるのがおすすめです。

※仲値公示前の9時半くらいから9時55分過ぎくらいまでは、円安方向に進む場合があります。ご注意を。
参照:仲値とは?FXで意識すべきポイント解説(仲値トレード手法の項目で解説有り)

欲張って深追いして逆方向に相場が動き、
損切りして利益どころか損失を出してしまうリスクもあります。

あくまでも「実需筋の売りに少しだけのっかる」というイメージがいいと思います。

また、実需筋の動きがない祝祭日にはこの動き方にならない可能性が高いです。
そもそもボラティリティも低いと思いますし。

基本は大きなトレンドに従った順張りエントリー

このような時間帯の特性を活かした小利を獲得するトレード手法は、
一部のトレーダーが好んで実践して利益をあげているものです。

リスクをできる限り減らしてトレードをしたい方は、
このような大きく動かない時間帯でコツコツ小利を重ねるのはアリだと思います。

僕自身も以前多用した手法ですし、
現在でも起きて気分がのればやることもあります。

小利でも利益は利益。
大きな利益が欲しければレバレッジを掛けるという手もあります。

ただ基本的には大きな時間足でのトレンドをしっかりと把握して、
その向きに従って順張りでエントリーしていく意識を強く持つべきです。

しっかりと過去チャート検証をしていき、
リアルトレードの記録も検証していくことで、
より勝率の高い根拠のあるエントリーをできるようにしていくべきです。

その中で時間帯や値動きのクセを利用したエントリー手法も活用されていくといいかと思います。

スキャルピングマスターにおすすめのFX教材

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    スキャルピングコンテンツも提供されており、個人的にかなりおすすめ。
    総合力がつくのでどこかのタイミングで導入して、身につけて欲しい内容。

コメント

  1. FXにおいて午前中の東京時間は、大きな強いトレンドが出てない状況だとレンジ相場になりやすいです。
    ようは強いレジサポラインを抜けれずに、反転していくと。

    そういった状況を理解した上で、当記事の午前中の売り手法を実践していかれるといいかと思います。

    あくまで「相場の傾向」なので、より明確な根拠となるチャートパターンやプライスアクション、レジサポライン、大きなファンダメンタル要素も意識していきます。

    無理なくストップを入れてセーフトレードしつつも、おまけでやっていく感じですね。

  2. miyoshi より:

    売りを狙っていくとのことなんですが、どんなパターンでトレードすればいいでしょうか?
    ライン引いて当たったら逆張り?

    • miyoshiさん、コメントありがとうございます!

      高値と安値にラインを引いて、レンジ相場を確認した後に、
      高値のラインに価格があたり、できれば更に小さい時間足に落として、売りが狙えるプライスアクションが発生したら売りエントリーしていくのがベターだと思います。

      プライスアクションの例としては、ピンバーが出現してそれを次足で下抜ける、もしくは包み足陰線が出現してそれを次足で下抜ける、インサイドバー、ツインキャンドル下抜け、等ですね。
      参照記事:FXチャートパターン種類とプライスアクション

      この記事の手法は、時間帯による相場の傾向から狙っていくものなので、
      実践されているトレードロジックと合わせて利用されるといいかと思います!

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