「リアルタイムオーダー」という大口のオーダー状況が確認できるチャート情報があります。

FXにおいて個人トレーダーは、
為替相場を動かしている大口投資家・投機筋の作ったトレンドに乗り、
そのトレンドが転換する前に利食いして手じまいするわけで。

なので、
大口(投機筋・大口投資家)のポジション状況がわかると、有利にトレードしやすくなります。

そこで各種情報媒体で公開されている大口筋の「リアルタイムオーダー」を参考にしていきます。

realtimeorder
リアルタイムオーダーは、FX業者のサイトや各種FX情報サイトで公開されていたりします。


チャート上のリアルタイムオーダーを予め知っておくことで、
相場上で意識される可能性高い価格(ライン)を事前に予測しやすくなります。

リアルタイムオーダーの概要

そもそもリアルタイムオーダーとは、
インターバンク市場(銀行間取引)の注文状況を可視化したものを指します。
(インターバンク市場とは、銀行や証券会社等の取引する場を指す。)

株式投資でいうところの「板情報」といったところです。

以下はFX情報サイト「TRADER’S WEB FX」でのリアルタイムオーダー状況です。
fxrealtimuorder
(「モーニングオーダー」「リアルタイムオーダー」と項目がありますが、これはモーニングの方。朝発表されたオーダーです。)

リアルタイムオーダーは、
その通貨ペアのどの価格に大口が注文を入れているかがわかります。

いわゆるFX業者にトレード注文を出す個人トレーダーと違い大口・投機筋は、
為替のオーダーをするのに銀行間取り引きとなりオーダーするポジション数も莫大です。
それによりオーダー状況が公開されていく流れとなります。

これを知ることで、どの価格が相場の抵抗帯となりやすいか判断しやすくなります。

リアルタイムオーダーを見る方法

以下の媒体などでリアルタイムオーダーが確認できます。

  • 各種FX情報サイト
  • 「Zai!FX」などのFX情報サイトでも定期的にリアルタイムオーダー状況がニュース欄で公開されています。
    また、「TRADER’S WEB FX」ではモーニングオーダーは無料公開、リアルタイムオーダーは有料会員(月額2200円)に公開されています。

  • FX業者の情報欄
  • 各種FX業者も取引ツールのニュース欄等でリアルタイムオーダーを流していたりします。
    「DMM FX」のマーケットニュース欄が定期的に公開。
    また、「Oanda Japan オーダーブック(オープンオーダー・ポジション)」はサイト上で公開されています。

  • FX系スマホアプリ等
  • 各種媒体が提供しているスマホアプリでも確認できます。

リアルタイムオーダーの言い回しの見方

リアルタイムオーダー表示で、様々な独特の言い回しがあります。
簡単にまとめて解説します。

  • 「断続的に売り」
  • その価格近辺に売り注文が多く入っているということ。
    売られるので下がりやすい価格帯。

  • 「超えるとストップロス買い」(価格が上昇した場合)
  • その価格あたりを超えて上昇すると、売り注文のストップロス買いオーダーが入っている為にそれを切って更に上昇しやすい。

  • 「買い・割り込むとストップロス売り」(価格が下落した場合)
  • その価格あたりを下抜けると、買い注文のストップロス売りオーダーが入っている為に、それを切って更に下落しやすい。

などなど…

為替相場での反転目途の見方として

以下は現在のドル円1時間足チャート画像です。(画像クリックで拡大)
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ちょうど上記のリアルタイムオーダーで、買いが入っている104.20円付近です。

リアルタイムオーダー上で「買い」注文が確認できる104.20円付近を下抜けるか反発するかでトレード判断していけます。

また、104.20円を下抜けた場合、
次なる買いオーダーが入っている104.00円あたりまでの下落が想定できます。

そして104.00円あたりで下抜けるか反発するかでトレード判断していけます。

これらの買いオーダー情報は、リアルタイムオーダー情報で確認できます。
(この記事上部のTrader’s WEB FXで確認したオーダー情報によるものです。)

大口のポジションは、レジサポラインで判断も可能に…

トレード経験を積むと、大口のオーダーがどこにあるか見当つくようになっていきます。

基本的には「節目となる高値安値ライン」にあることが多いからです。

何度も相場上で価格が跳ね返されたライン(価格)や、
明らかに明確に価格が止まった高値・安値あたりにオーダーが置かれることが多いです。

トレード判断の補助的に使う

大口のオープンオーダーは、必ずしも為替市場に大きく影響を与える場合ばかりでもないので、
トレード判断の補助的に使っていくことが適切かと個人的には思っています。