FXトレードで相関性連動性を活用する方法解説動画


FXトレードを実践するのに通貨ペアごとの相関性を意識することができれば、
より勝率の高いところでエントリーすることができたり、
事前に値動きの予測がしやすくなる場合が多々あります。

また連動性の高い通貨ペア種類を理解してチャート監視していれば、
先行通貨の動き方を遅延通貨が追ってくれることも多い為、
よりトレード戦略を立てやすくなります。

FX相関性

通貨ペアごとの相関性と連動した動き方のクセを理解しておくと、
様々な相場状況で判断の助けとなる場合が多いです。

相関性を意識したFXトレードをする際の相場分析方法と
ドルインデックス(ドル指数)、NYダウ(ダウ平均株価)、日経平均株価など、
為替相場の値動きに密接に関連する数値の基本的な考え方を解説していきます。

基本的な概念と取り組み方からシンプルにお伝えしていきます。

FXにおける相関性と連動性

FXにおける取り扱う通貨ペアは、ドル円だとドルと円のように、
2つの通貨ペアの売買状況を元に価格が決定されていきます。

ドル円(USDJPY)の場合だと
ドルが買われれば、円が売られるということですし、
ドルが売られれば、円が買われるということになります。



以下のような言い方(ドル円の場合)をされる場合もあります。
  • 「ドルが強い」とドルが買われて円が売られやすい
  • 「ドルが弱い」とドルが売られて円が買われやすい

例えばドル円の場合だと、
ドルと円の強さが事前にわかると相場の今後の値動きが予想しやすくなります。

そこで
ドルインデックス(ドル指数)やNYダウなどを見てドルの強さを確認したり、
日経平均株価をみて円の強さを確認したりします。

こういった取引する通貨ペアでの
他要因から値動きが影響されることを「FXでの相関性」と指しています。

以下はドル円とドルインデックスのチャートから相場分析をした例です。
ドル円ドル指数相関性
(上記画像はクリックで拡大できます)
ドルインデックスの相関性のみでトレード根拠とするのは材料不足ですが、
チャート分析してトレード計画をたてる材料としては理解しておくべき事柄です。


また、
ドル円の値動きの形状と似たような価格の動き方をする通貨ペアもあり、
それぞれドルと円の強さ弱さに他通貨ペアも値動きが影響される場合があります。

これを「FXでの連動性」と指しています。


以下はドル円、ユーロ円、ポンド円、オーストラリア円の円通貨のチャートです。
なんとなくみんなダウントレンドで、大枠では似たような動き方をしているのがわかります。
fx通貨ペアの連動性
(上記画像はクリックで拡大できます)
日銀政策などで一時的に上昇したタイミングあるチャート画像ですが、
全体的にレンジ気味のダウントレンドになっています。
(いきなり飛び抜けてアップトレンドの通貨ペアがありません)


円は他の通貨に比べると比較的安定している通貨で動き方が緩やかですが、
例えばドルストレート通貨ペアでの連動性をみたり、
ユーロの複数のクロス通貨を並べて連動性をみたりすると、
通貨ペアの値動きの連動性が理解できてくると思います。


連動した値動きには、先行して動いていく先行通貨と
後から同じような動き方をおっかけていく遅延通貨があります。

相場状況が動いていくにつれて先行と遅延の通貨が形成されていきます。


相関性と連動性のFXトレード活用法

為替相場の相関性と連動性を活用してFXトレードしていく方法は、
大きくわけて以下の2つの活用方法があると思います。

  • トレード根拠のひとつにする
  • 先行通貨と遅延通貨を狙う(レジサポライン抜けなど)

簡単にそれぞれを解説します。

相関性連動性をトレード根拠のひとつにする

その時の相場状況でのドルの強さが数値として把握できれば、
ドルストレート通貨でドルが買われやすいか売られやすいかの判断材料になります。

ドルの強さの指針としてはドルインデックス(ドル指数)がありますし、
NYダウ(ダウ平均株価)の数値もドルの強さに密接に関係しています。

なので、
ドルインデックスとNYダウ等の数値やチャート状況をみていくことで、
今後のドル関連通貨の動き方を予測するひとつの判断材料にすることができます。
(ドルインデックスとNYダウのドル通貨の相関性を意識する)


以下はドル円とNYダウの4時間足チャート画像です。
大枠と随所随所で似たような動き方をしているのがわかります。
(以下画像はクリックすると拡大されます)
ドル円NYダウ相関性
NYダウがそれまで似たような動き方をしていたのですが、
底値で反発して上昇しています。(Wボトムのようにも見えます)

なので、
ドル円も下がりきらなかったらNYダウに引っ張られてドルが買われ、
上昇していく可能性があるチャート状況と推測ができます。
(逆に、ドル円が下げてNYダウが下がる場合もあります)


このようにトレードしていく上での判断材料のひとつとして、
通貨の相関性を見ていくことができます。

ドルの強さに影響するのはドルインデックスとNYダウ以外にも、
様々な要因があるのですが、
キリが無いので今回は上記の2つのみで解説しています。


先行通貨と遅延通貨を狙う

相関性がある通貨ペアを複数監視している中で、
重要なレジスタンスサポートラインを先に抜けていった場合などに、
遅れて後から同じ方向に動いていく通貨ペアがあったりします。
(先行通貨と遅延通貨)

こういった場合に先に動いた通貨ペアの値動きとライン切りを根拠に、
相関性のある遅延通貨ペアでトレードの判断材料にもできます。


以下は、ドルインデックスとドル円の15分足チャート画像です。(クリックで拡大)
ドル円とドル指数の相関性
ドルインデックスが先に比較的意識されたサポートラインを抜けて下げています。

ドル円もすぐ下にサポートラインがありますが、
(強いサポートラインまでは)ドルインデックスにつられて下げる可能性を感じます。

その後…

ドル円ドルインデックス相関性
やはりドル円も下げてきて目先のサポートラインを下抜けました。


このようにトレードでの判断材料のひとつして活用することができます。

同じようなチャート分析方法にMACD等のオシレーター系テクニカルを利用して、
ダイバージェンスとコンバージェンスを見る方法もあります。

余裕があったらそちらも学んでみて下さい。


ドルの強さと円の相関性連動性を見る関連項目

FXではファンダメンタルも含めて様々な要素が為替相場に影響しまくりです。

そういった中で、相関性連動性をまず見ていく上で、
トレードできる通貨ペアごとの相関性を見た上で、
更にみていくことが推奨できる関連項目を3つ紹介します。

世界の為替市場はドルが基軸通貨で中心となっているので、
ドルの強さをみていくことがまず第一だと認識しています。

  • ドルインデックス(ドル指数)
  • ドルの強さそのものを表す指標

  • NYダウ(ダウ平均株価)
  • アメリカの代表的な株価指数
    ドルの強さに影響を与える

  • 日経平均株価
  • 日本の代表的な株価指数
    円の状況に影響を与える

  • ドイツDAX指数
  • ユーロの値動きに影響を与えやすい

参照:CH225.com(世界の株価 主要指数)


それぞれの相関性関連を簡単に解説します。


ドルインデックス(ドル指数)

ドルインデックスは別名ドル指数とも呼ばれており、
その数値そのものがドルの強さを表すものとされています。

アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)やニューヨーク商品取引所や、
インターコンチネンタル取引所(ICE)、国際決済銀行(BIS)など様々な機関が数値を算出しています。

為替取引に利用される複数の通貨ペアを並べていき、
取引状況や貿易経済状況などから決定されていきます。

ドルそのものの強さを表しているので、世界中のトレーダーが注目している数値です。


ドルインデックスの数値を確認するには、
ドルインデックスの数値を表示させているサイトで確認したり、
またMT4でもドルインデックスチャートを表示させられるものもあります。

メタウォーツ社が提供しているMT4は「USDX」という表記でドルインデックスが表示できます。

参照:メタクォーツ社のMT4ダウンロード

メタクォーツmt4

USDXと表記されます。

NYダウ(ダウ平均株価)

NYダウ(ダウ平均株価)はダウジョーンズ社が算出するアメリカの代表的な株価指数です。

ドルの状況に密接に影響を与えてきます。

NYダウの数値を確認するのも、各種サイトで公開されていると同時に、
一部のMT4でチャート表示させることができます。

FXDD社が提供するMT4で「US30」の表記でNYダウを表示できます。
BIG BOSS社が提供するMT4で「WS30」の表記でNYダウを表示できます。

参照:BIG BOSS社のMT4ダウンロードURL
※2016年11月現在仕様変更からかBig Boss社のMT4でWS30が表示できなくなりました。悲しいです。

一般的には「NYダウが上昇」すれば
「ドル円も上昇(円安ドル高)」しやすい相関があると言われています。


NYダウの数値が上がるということは、アメリカ経済が強い傾向なので、
ドルが買われやすい(ドルが強い)傾向になりやすい相関があるといえます。
(この相関性は経済状態によって変動します)

また、NYダウはトレンドが発生したら、そちらの方に一方高に動きやすい傾向もあります。


日経平均株価

日経平均株価は、日本の株式市場の代表的な株価指標です。
当然円の値動きに強い影響を与えてきます。

日経225とも呼ばれたりします。

日経平均株価を見るには、各種サイトで公開されている他、
一部のMT4でチャート表示させることもできます。
(FXDDのMT4で「JPN225」表記で表示できます)


一般的には「日経平均株価(日経225)が上昇」すれば
「ドル円も上昇(円安)」する相関があると言われています。
(日経225が上昇すると、円が売られやすい)


これは、
日本経済の各種中心産業が海外売上比率が大きく輸出の割合が大きいので、
日本国内の経済状態である日経平均株価が上昇するということは、
円が売られてドルが買われやすい状態に相関がある可能性が高まる状況からです。
(この相関性は経済状態によって変動します)


※2016年現在は以前に比べると日経平均と円の相関性は弱まってきています。


ドイツDAX指数

ドイツ株価指数をDAX指数と言います。
ドイツ語「Deutscher Aktienindex」の略称として「DAX」と呼んでいます。

フランクフルト証券取引所で取引されるドイツ主要30銘柄で構成される時価総額加重平均型の株価指数です。

一般的には「ドイツDAX指数が上昇」すれば
「ユーロは下落」しやすい相関があると言われています。
(ドイツDAX指数が上昇すると、ユーロが売られやすい)



その他の相関性を見る項目

上記の代表的な項目以外でも、為替相場に影響を与える項目は多数あります。

知識として知っておいた方がいいモノを以下にまとめておきます。

  • 原油価格とカナダ通貨の相関性
  • カナダは原油埋蔵量全世界の約15%を占め、サウジアラビアに次いで世界第2位。
    原油価格の推移はカナダドル等のカナダ通貨に影響を与えます。
    (一般的には原油が上がるとドルカナダが下がりやすい→カナダが買われてドルが売られる)

    原油価格はMT4で「WTI」等の表示でされています。

通貨ペアごとの相関性連動性を見る

上記の3項目はドルと円の強さや状況を判断するのに役立つものですが、
同様に相関性と連動性を判断するのに、
トレードする通貨ペアの関連通貨ぺアの値動きを見るのも重要です。

通貨の強さはそれぞれの通貨ペアの値動きに影響してきます。

同様の動き方をしていく場合等に、上昇トレンドなのか下降トレンドなのかの判断材料に活用できます。

参照:FX通貨ペアごとの相関性見方とトレード活用法
(上記記事で通貨の相関性強弱を見る方法を解説)


通貨ペアごとの相関性には関係する比率があり、
以下のサイトなどでどのくらいの相関性が期待できるかの目安がわかります。

参照:松井証券の通貨ペア別 相関係数(過去200営業日)


一度目を通しておいてもいいかもしれません。


相関性と連動性を学ぶのに適したFX商材

FXトレードにおいて相関性は常に意識していくべき部分です。

トレード判断材料はあればあるほどいいですし、
かなり強い判断材料として活用することができるでしょう。


FXにおける相関性と連動性の基本的な部分を解説してきましたが、
FXトレードで実際に活用する為の相関性や連動性ロジックを更に学ぶには、
実践トレードのケーススタディを提供しているFX商材で学ぶのがおすすめです。

以下のFX商材は相関性と連動性を学ぶのにおすすめです。


万里の道も一歩から。
どんどんトレードスキルを磨いていきましょう。